数字だけを見れば、変動金利のほうが支払い金額が抑えられる。という印象がありますが、
固定金利・変動金利それぞれにメリットとデメリットがあります。
固定金利はゆっくり返済タイプ
わたしは30年のローン期間のうち、金利は10年固定です。
10年を過ぎれば、金利の見直しがあり、それ以降は変動金利にチェンジします。
固定金利は、やはり安心
元金と利息の内訳が変わらないので、毎月の支払い額が一定です。
支払いが一定だと、急に支払いが増え、生活が苦しくなる心配が少ないため人気です。
家賃を払うくらいなら、家を買おう。と思っている若い年齢の人が、利用しやすいと思います。
元金がなかなか減らない
デメリットとしては、固定金利は少し高めに設定されていて、
完済まで時間がかかる、長期のローンになる場合が多いです。
実際、請求の内訳を見ていると、利息の部分が高く、返済元金がなかなか減らない…
そのぶん、若いうちから、家賃を払わず住宅を購入できる。
と、自分ではプラスに考えています。
変動金利は、さっさと元金を減らそうタイプ
金利だけを見れば圧倒的に有利です。
でも、金利が上がってしまうと損するの❓
金利の見直しは5年に1回
ずっと当初の金利のままとはいかない変動金利。
しかし金利は毎月変動するのではなく、5年に1回です。
この5年の間に、金利が上昇すれば、それだけ元金の払いができていないことになります。
また、6年目から支払額は上がってしまいます。
経済動向に詳しければ、変動にする価値はある
メリットは当初の金利が低いため、返済元金にスタートダッシュがかけられるイメージです。
住宅ローンの金利は低下しているため、まずは変動金利で借り、
金利が上がってしまった場合に、そのリスクをなくすために固定に切り替えるのもよいです。
でも、変動金利が上がった場合は、同時に固定金利も上がっているので、
固定金利が上がる直前に予測行動できるような、経済動向に詳しい方向けと言えます。